テレビが子どもに与える影響 子どもとよく接し、感性を育む生き方

こんちゃ、(๑•̀ㅂ•́)و✧ま~さです
今日はテレビと知能発達障害についてお話します。

1. テレビ漬けは言葉を習得する機会を奪う
2 .テレビを消すと会話も遊びも増える
3 .赤ちゃんのコミュニケーション力とテレビ(子供とメディア研究会の調査より)
4.テレビから浴びる過剰な刺激
5.コミュニケーション障害
6.ではどうすればいいのか?

1. テレビ漬けは言葉を習得する機会を奪う

テレビやビデオが乳幼児に与える影響について、
真剣に考えられるようになったのは、なぜでしょう。
それは医療の現場で言葉や対人的な知能の発達の遅れが見られる
乳幼児が増え、そのような子どもたちから
テレビやビデオを遠ざけると、状態が改善する例が多かったからです。

子どもは体で言葉を覚えます。新生児に話しかけると手足を動かし、
大人が無意識にその動きにうなずき返す。
この「引き込み反応」を見て、
赤ちゃんは自分が言葉を聞きとったということを認識します。

この反応を繰り返すことは、
言葉の習得について大切な役割を担っています。
「引き込み反応」が、うなずき返すだけでなく、抱きしめたり、
手を握り返すなど、体の接触を伴えば、
赤ちゃんはメッセージを受けとるのが、さらに容易になるでしょう。

テレビやビデオから流れる音声や画像は、一方的なもの。
赤ちゃんが受け取っても、ただ注意力を奪われるだけで、
まったく意味を持ちません。
2才前は言葉を獲得するとても大切な時期。
1日に6時間も、親子でテレビやビデオに気をそがれてしまうのは、
非常に大きな損失になります。

対人的な知能の発達の遅れ。言葉が出る前に、
興味をもったも のを指さして親や周りの人に教え、親が共感する。
このやりとりが、まずは言葉を発達させ、
感情的知性の発達を助けるとともに、
心を育むことにも結び付いていきます。

2 .テレビを消すと会話も遊びも増える

2才を過ぎると、子どもの多くは言葉も出始めます。また、
物には意味や名前があると認識する象徴機能が
育ってくるのもこの頃。
それまでの意味が分からずテレビを見ている時期と違って、
子ども向けのテレビ番組やビデオを活用できるようになります。

ただ注意したいのは、ひとりきりで見せるのではなく、
親子のコミュニケーションを意識すること。
できるだけ子どもと一緒に見て、子どもの反応にこたえたり、
わかりにくいものについては説明を加えましょう。
親子のコミュニケーションという視点で考えた番組選びも重要です。

「子どもメディア研究所」は、保育園・幼稚園を通じて、テレビを消す日をもうけるよう、プログラムを考え働きかけました。1年目は1週間に1日だけ、2年目は2週間交代で見る週を見ない週を体験するというもの。

参加親子の声を会がまとめたものによると、
テレビがどれほど親子のコミュニケーションの機会を
奪っていたかが、読み取れます。

実は、テレビを消すことに強く抵抗したのは、父親とお年寄り。
ですが、実際に消してみたところ、
「子どもはこんなに親と話したかったんだ、
遊んでほしかったんだと気づいた」
「知らなかった子どもの姿に気づき、
これまで自分は家で何をしていたんだろうと、あ然とした」
との声が寄せられました。

では子どもたちはどうでしょう。大人とは逆に、
意外と思えるくらいあっさりテレビ離れをしたそうです。

結果、「兄は工作遊びが増え、弟は言葉が増えた」
「下の子が急におしゃべりになって、
その子との会話はどんなテレビよりおもしろかった」
「夫はいまや子どもとべったりに」
などの感想を聞くことができました。

思い切って、一度テレビと距離を置いてみると、
逆にテレビとのじょうずなつきあい方がみえてくるようです。

3 .赤ちゃんのコミュニケーション力とテレビ(子供とメディア研究会の調査より)
赤ちゃんは親の顔を指さししながら見る?

・調査対象:10カ月児 505名

1日にテレビがついている時間と指さしとの関係

0時間   はい 100%
0~3時間 はい 67.3% いいえ31.8% 無回答 0.9%
3~5時間 はい 62.8% いいえ33.8% 無回答 3.4%
5~7時間 はい 66.3% いいえ32.6% 無回答 1.1%
7時間~  はい 49.2% いいえ48.4% 無回答 2.4%

物を「指さし」しながら親の顔を見るという赤ちゃんの
コミュニケーション力があるかどうかの調査。

結果は、テレビがついている時間が長い家庭ほど
「いいえ」が多いとなりました。
赤ちゃんが6時間以上テレビの前にいる家庭では、
「いいえ」が80%以上。

このような家庭では「まね」や「あと追い」も少ないだけでなく
「だめと言ってもやめない」割合が60%以上に上ります。
問題行動のきざしが、すでに表れているといっても、
過言ではないでしょう。

4.テレビから浴びる過剰な刺激

「テレビやビデオを見せると楽しそうに見ている」
「集中しているからよいのでは」また
「内容のわからない番組なら成長期の子どもは興味をもたないから、
つけていても見ていないはず」
問題意識を持たずにテレビを見せているケースでは、
こんなふうに思う人が多いようです。

2才以下の場合、テレビやビデオの内容を、
きちんと理解する力はまだありません。
ただ、赤ちゃんはしょっちゅう動くものが大好き。
さらに強い光と音の刺激に、つい目を奪われてしまいます。

ただ、成長期の赤ちゃんはまだ意味がわかっていないので、
ときどき飽きて画面から目を離します。ですから、
たとえテレビの前にいても、実際に集中しているのは、
見ている時間の10~15%という報告もあります。

ですが、常に注目していなくても、
まだ自由に動くことのできない赤ちゃんの神経は、
どうしても強い刺激のテレビに向かいます。
体の自由がきかない状態にしたネコに
動く画面を無理やり見せたところ、
異常行動を起こしたという実験も報告されています。
テレビの前におかれた赤ちゃんも、このネコも、
状況は同じということです。

抜粋文献子どもにすべき知育大辞典 子どもにすべき知育大辞典2

5.コミュニケーション障害

近年小児科医たちは、
「2歳未満の子どもたちに、テレビを長時間観させないように!」
と訴えています。
2歳未満のテレビを長時間観ている長視聴児は、
意味のある言葉を話すのが遅れたり、表情が乏しくなったり、
視線が合いにくいなど、
知能や社会性の発達に遅れが出る可能性が高いと
指摘されているのです。

一日に4時間以上テレビを見ている長視聴児は、
意味のある言葉が遅れる可能性が高い、
という調査の結果が出ています。
また一日に8時間以上テレビがついている家庭の子どもは、
言葉の発達が遅れる可能性が高いとも言われています。

ビデオやDVDの知育教材も、
長時間の視聴は悪影響を与えると指摘されています。
テレビを見ていない子どもと比較すると、
テレビの視聴時間が1時間伸びると、
注意欠陥障害を起こす可能性が
入学時で10%上がるとも言われています。

どんなに良い教育番組を見せていても、
言葉の勉強にはならず、
むしろ言語発達を妨げることになるそうです。

テレビは一方的に情報を送ってくるだけで、
コミュニケーションが取れません。
ママやパパと視線を合わせて触れ合うことは、
赤ちゃんの社会性の発達や言語発達にとても重要なことです。
テレビばかり見ていると、視線が合わない、表情が少ない、
呼びかけしても反応が薄いなどの自閉症のような症状がでて、
コミュニケーション能力も育ちにくくなります。

日本小児科学会の調査でも長時間の視聴は
意味のある言葉の出現の遅れと関係があるとされています。
【乳幼児一人で見る親子の会話の無い長時間視聴についても
言語の遅れに高い関係が指摘されているのです。】

自閉症は先天的なものですので、
「長視聴児=自閉症になる」というわけではありませんが、
0~2歳は、急速に脳が発達する大切な時期です。
親子で顔を合わせてコミュニケーションをとりましょう。

6.ではどうすればいいのか?

・テレビやビデオを一人で見せない
豊かな表情を育てるにはテレビに教育をさせないことです。
強い刺激に浸らせず、母親の温かさや肌の感触
匂いなど五感を存分に感じさせてあげてください。

・ビデオを続けて見させない
長時間の視聴は発達に影響があるだけでなく
注意力の欠落にも影響があるとされています。
会話の語彙力にも影響があるので
長時間は避けたいところです。

・テレビをつけっぱなしにしない
音がないとつまらないと思いがちですが
赤ちゃんや子どもには強い刺激です。
注意力も絶えずテレビに向けられ
落ち着きのなさが醸成されてしまいます。

・絵本などを一緒に見て思った気持ちを話す
テレビよりも反応をしっかりと見ることのできる
テレビより成長に向けて建設的な方法です。

・テレビやビデオを一人で見せない
受動的で表情の発達にも遅れやすくなります。
能動的な行動をとることが出来て豊かに成長するように
人との関わる時間を長くさせたいところですね。

・食事中や授乳中はテレビを消そう
「ながら進行」またはマルチ処理ですかね?
一つの物事にしっかり取り組むのは
現代人にはできないところ
時間に追われマルチ処理に慣れ親しんだ人類は
真にその物事一つを味わうことが苦手になってきています。
子どものうちは存分に集中力を培っていきたいですね。

・テレビを見るときは、一緒に見よう
親子でテレビの内容をネタに「会話が広がれば」
テレビを有効活用できるかと思われます。
テレビの唯一の活路ですね^^

・0~2歳は脳の発達期間なので、一日一時間にとどめる
何度も語りますが、この期間は「親子の触れ合い」が
非常に重要な時期です。
たくさん触れ合ってくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧

参考文献 一緒に成長する育児
マーミー 赤ちゃんにテレビが悪影響!
赤ちゃんがいる生活 言語発達の遅れ

参考書籍
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この片岡さんはよく調べられていますね。
書籍で語られていることは主に機会による
一方的で、受動的な刺激よりも
母の、人との触れ合いや会話による
双方向対話や五感への刺激が赤ちゃんの
言語発達時期には非常に重要であるとされているところですかね

わたし自身、もっぱらテレビゲームが大好きで外で友達と
遊ぶには少なかった時期がありました。
だんだんと共通の話題が無くなり

友達との会話や交流が減っていきました。
家に帰ればゲームをしてテレビを見て
親とも特に会話もなくずーと沈黙

なんだかその時は人として寂しさが
一杯で時々胸が苦しくなりました。

そんな経験は今後の赤ちゃん達には経験して欲しくない!
この教訓と関連書籍・情報を戒めとともに
お役立てできれば、この経験は冥利に尽きるのです。
お役立てくださいませ。

その2
TVは潜在意識に『欲望』と『恐怖』を植え付けます。
無意識に心理的に好意を感じさせ、潜在意識下にある欲望を
刺激する構造があります。

さらにたちが悪いのは、人は無目的でTVをみると
トランス状態『変性意識』状態になってしまいます。
この状態では勉強した物事や取り入れたいもの事や記憶
感情のアンカーまで非常に入り込みやすい状態になってしまいます。

これって単純に子どもに良いって思えますかね?
思えませんよね

TVはあまり必要性を感じませんね。

ま~さでした٩( ‘ω’ )و
ではまた^^