不機嫌で在る事の損失と氣づき(利益)

ども、さくらばです。

イライラしてる人や
怒ってる人や
不機嫌な人を見ると

自分、何かしたかな?

傷つけるようなこと言ったかな?
と罪悪感の意識があがること
ありませんか?

上司や同僚だと
仕事に響きますので
やりづらいですよね

ついつい対応しなくちゃ
とか思いませんか?

でも、不機嫌なその人は

「〇〇が原因で、不機嫌です。」
なんて、言いません

わざと大きな物音を立てたり
大げさなため息をついたり
察してほしいアピールはしたりします。

そんないろんな
不機嫌な人に出くわすことって
ありますよね~

怒ってる人は
怒りたいんですね。

不機嫌な人は
不機嫌でいたいんですよ。

アドラー心理学的に言うと
怒ることで同情や注目を
またはそうやって
自分の欲求を通すということを
欲しがっているんですよ。

恋人や妻なら「彼ならわかってくれる」と
「期待している・待っている」のですね

または被害者意識が
根にある場合もあります。

人は意識下でつながっているので、
電車とかでそんな人に出くわすと

受け付けないようにしても
不機嫌さは何だか
場に伝染してきますよね
それが、雰囲気が悪くなるって
表現されてますよね。

ここで気を付けたいのは、
不機嫌なわたしは悪いって
二元論に陥らないことです。
だれも悪いって言ってませんから

もうひとつ、勝手な気持ちの想像を
しないこと。
まさに、「そんな私は悪いんでしょ」
と思ったあなた。見当違いです。

一時的に自尊心が下がると
〇か×か、白か黒か、良いか悪いか
すぐに白黒つけたがります。

そして今のように人の心を読み間違えます。
判断がネガティブになりがちです。

ついでに言うと、今後の世の中は
白黒ますますはっきりしなくなります。

さて、不機嫌な時
なにが起こってるのでしょう?

不機嫌な自分を上空から
見つめているイメージで見てください。

・相手に何か言ってほしい…
・「相手」に改善してほしい…
・「相手や社会」に謝ってほしい…
・「相手」に言わなくてもわかってほしい…

ここに「受動的な愛」が潜んでいます。

愛には受動的で未成熟な愛と
成熟した能動的な愛があります。

受動的な愛は自他ともに受け身です
そう、「自分にも」です。

自分を愛していけば
やがて成熟します

自分が不機嫌になって
後で落ち着いたら
その時わたしは
「何を言ってほしかったのか」
「何をしてほしかったのか」
「何を言わなくても察してほしかったのか」
「何を期待していたのか」など
自分と対話し

心の中で小さく自分に対して
言ってあげましょう^^
能動的自己愛への小さな一歩です。

やがて、自分の求めていることがわかり
原因を外に求めている自分に気づきます

そう、
「感情の発生源は自分であり
その感情の原因は自分にあるんです」
ついつい外の人や事象が悪いと思いがちですが
「感情の原因や責任は
発生源である自分なのです」

成功哲学などでよく言われるのが
「自分の感情の原因を外に求めるな」
というフレーズです。

この意味が能動的になると
すっと入ってきます。

 

『あなたがいつも悩んだり、
イライラしたり不機嫌でいたりすると、
その感情が家族を病気にするかもしれません。
個体としては別でも、
不健康は潜在意識を媒介して伝染するのです』

ジョセフ・マーフィー:教育家、牧師

 

マーフィー牧師によれば、
人は無意識(潜在意識)でつながり合っているので、
心の不機嫌や不健康は伝染するというのです。

伝染するってことは
「自分がいい気分でいることは
周りの人もいい気分」
飛躍すると、
「周囲に幸せを撒ける」と言って
いいのではないでしょうか^^

そして
笑顔を不機嫌で返してくるような人ほど
「本当は笑顔に飢えている」のですね

幸福論のアランも言うように
椅子を差し出す、ではないですけど
相手の差し出した不機嫌には
笑顔で返す、または

妻や恋人には抱擁を返すのが
ひとつの「在り方」として彼や夫の
素晴らしい姿ですね^^